「悲しみ保存」
ささいな悲しみも
急いでムリして
受け入れなくていい。
がんばるって
そゆことばかりじゃ
ないはずなのですね。
いったん
ココロの冷蔵庫に、
入れてみてください。
悲しみを腐らせずに、
鮮度をたもったまま
保存しておくのです。
そうして、
数日すごすのです。
逃げてるわけでも
自分に甘いわけでも
ありません。
だいじょうぶ。
その悲しみを
栄養にできる日が
きっとくるから。
※「しあわせスイッチ」(ディスカヴァー21刊)より
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