「ぬぎぬぎ。」
人が怖くなることもあります。
誰にも迷惑をかけたくないと、
口では強がりを言いながらも、
自分が傷つきたくないという裏返し。
人と接する限りにおいて、
傷つくことと、癒されることとは、
いつだって、隣り合わせというか同居。
それを知っていて、癒されることを、
捨ててしまおうと試みたとしても、
僕ら人間は強いばかりじゃありません。
やっぱり、人の優しさや温かさが、
必要になってしまう時間もあります。
それは、ごくごく自然な現象です。
あなたでなくても、だれであっても、
一人では、幸せに生きられません。
だから少しずつでいい。
本当に、ほんの少しずつでいいから、
とっても装いすぎている、
"一人でだいじょうぶ"そうな顔、
脱ぎさってみてください。
※「いつもよりがんばるあなたに。」(アルファポリス刊)より
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