「あの幸せに、ごめんね、を。」
苦しませてばかりで、
悲しませてばかりで、
そんな無精な僕なのに。
それでも
ただただ、
幸せだと想わせてくれて、
つつがなく微笑ませてくれて。
たとえば
今日とか明日とか、
この上なく時間が続くとして、
思いっきり幸せになりたい!
っていう、
ここぞという、
一日があなたに訪れたら、
そのときに、
力になれたら嬉しい。
今までのことを全部。
今からのことをも全部。
忘れない。
そして、
これからも、
ごめんなさい。
※「号泣。」(ゴマブックス刊)より
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